【寄稿】新任職員研修を終えて

当事者って誰?みんなで考えよう。

毎年夏になると、作業所連合会・わの新任職員研修会で話してほしいと声をかけていただきます。もう恒例行事のようになりつつありますね。
お話しのテーマは「当事者の立場から」というもの。みなさんに尋ねてみました。当事者って誰のこと?福祉事業者や世論で障がいを持っているか、持っていないかで当事者であるか、ないかが自然と区別したりしていませんか?と。だから当事者の立場から話しをするということは、「私自身」のことについてみなさんと一緒に考えていきたい。だから今年もお話しします。確かこんな風に語りかけているように感じています。
現在、福祉事業所で働いているいわゆる職員のみなさんは、システムとして、障がいを持つ人たちを利用者と教わり、障がいを持たない人が職員である。という関係性を伝えられ、利用者とサービス提供者という、不思議な距離感の中で「一緒に働く」ことになります。
上司?同僚?指導者?いったいどういう関係なのでしょうか?私自身も答えを出せません。でも、障がいを持つ、持たないということで日頃の関係が区別することがあってはならないのです。
作業所や事業所の日常の活動の中で、そんなことをみんなで考えて話し合う時間ありますか?
いや、そんなことを言われても...そんな声が聴こえて来そうですが、障がいを持つ人と障がいを持たない人とが、常に一緒に過ごしているという強みを活かしてすごくおもしろいこときっとできますよね。まさしくそれは「私たち抜きに私たちのことを決めないで」ということ。
もっとたくさんの語りをできる機会をこれからもみんなで作って行きましょう。

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※ 研修講師を務めていただいた、特定非営利活動法人ゆうゆう舎の杉山元太氏にブログより寄稿いただきました