【西部地区会】平成29年度職員研修会を開催しました

高木さん.jpg 大西さん.jpgのサムネール画像

グループワーク.jpgのサムネール画像 懇親会.jpg

6月9・10日に西部地区会職員研修会を開催しました。今回の研修会では、ジョンソン&ジョンソンのスポンサードにより、認定NPO法人自立生活サポートセンターもやいの大西連氏に貧困問題を『学ぶ・伝える』レクチャーセミナーを開講して頂きました。大変わかりやすく飽きさせないお話でした。
貧困は重層的な問題として、労働問題のみならず、家庭や障害、病気や差別など、我々が関わる分野にも要因や結果として広がりを持っています。様々な社会との関係性が途切れ、問題が次世代へと引き継がれていくお話に考えさせられました。
大西氏が憲法25条の文言の後半部分(2項)について「言えた人には著書を差し上げます」と仰った時には会場盛り上がりましたが、なかなか難しく正解の方は出ませんでした(国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。)
レクチャーセミナーでしたので、大西さんの実践を通じたご苦労や葛藤を聴く機会がなかったのは残念でしたが、我が国の切たる現状を知る機会となりました。知った者の責務として、そして福祉に携わる者として、このことを周囲に伝えながらより良い社会をめざしていく必要を強く感じました。

増田先生.jpg 修さん.jpg

2日目は場所を変え、愛知教育大学名誉教授・増田樹郎先生に『ケアの本質』をテーマに差別・排除と障害者支援の視点についてお話を頂きました。作業所は、当事者の存在を証する場所として、彼らの『生』をナラティヴに受け止めていくことの大切さを噛みしめることができました。
次に『人が働く・働き続けるということ』というテーマで、特定非営利活動法人くらしえん・しごとえんの鈴木修さんに雇用現場における合理的配慮についてお話を伺いました。「皆さんは、仕事って、楽しいですか?」という切り口から始まり、『働くことの意味・意義』の確認から法律に触れながら、合理的配慮についてお話を頂きました。

2日間とも長時間にわたる講義でしたが、時間を感じさせず、聴講者の熱気に満ちた会となりました。
Mネット東遠  平野 潔