被災地障害者センターくまもとへの職員派遣の協力と義援金募金のお願い

6月4日(土)~5日(日)に熊本市にある被災地障害者センターくまもと、と被災地の益城町、南阿蘇町を訪れました。
被災地障害者センターでは、10人ほどのボランティアが全国から集まり、被災した障害者の個別の支援を続けていました。住宅を借り上げてのセンターは、ボランティアの宿泊場所と情報収集の拠点となっています。避難所や在宅で生活する障害者からSOSが届くと4台の車両を使ってスタッフが出動しています。

障害当事者で熊本学園大学教授の東俊裕さんが事務局長として毎日センターに在中し、指揮を執っていました。東さんはセンターから大学に通っているとのことでした。
既存の福祉サービスでは解決できない隙間の部分の生活支援や相談支援を続けることで、住み慣れた地域での生活の再建を目指すと東さんは話されていました。
詳しくは、被災地センターの経過と課題がまとめられている資料をいただきましたのでご覧ください。

連合会としても5月の連休明けに職員を派遣しましたが、被災は熊本市、宇城市、益城町、御船町、甲佐町...大分県と広範囲にわたり、復興に向けては長い時間がかかると思われます。
東さんからは「たくさんでなくてもいいから、長い期間の職員派遣をお願いしたい」と協力の依頼がありました。また「ゆめ風基金からの応援もあったが、幅広いニーズにタイムリーに対応するためにはお金が必要なので、ぜひ被災地センターへ直接支援金を送ってほしい」との依頼もありました。

会員事業所の皆様には、ぜひ被災地障害者センターくまもとへの職員の派遣や支援金募金の協力を期待いたします。

副理事長  高木 誠一


【被災地障害者支援センターくまもと】
  URL:http://hisaitikumamoto.jimdo.com/
    ※ 募金等受付口座は上記リンク先よりご確認ください
  支援の経過と課題:支援の経過と課題.pdf
  ボランティア募集兼参加申込書:ボランティア募集お知らせ.pdf

【連合会・わ派遣ボランティア活動報告】
  被災地活動報告.pdf