『作業所の未来を地方から切り開く 静岡フォーラム2016』を開催しました

会の後、各テーマに別れて分科検討会を行いました。それぞれのグループでは、提案者より自事業所や所在地域の取組みや課題が報告され、活発な議論が交わされました。
第1分科会【働きの場、働きたい仕事、働き方をどう支えていくか】
提案者:(特非)麦の会・コッペ 代表理事 飯嶋茂 氏
(福)清水あすなろ福祉会 ともの家 施設長 滝戸恵美 氏
第2分科会【暮らしの課題を考える】
提案者:(特非)まあぶる ワークショップり~ふ 施設長 森藤明子 氏
(福)ひかりの園 根洗作業所 主任 坂中夕也 氏
第3分科会【明日の作業所を担う職員がビジョンを語る】
提案者:(特非)アクティブセンターうだ センター長 廣瀬朋 氏
(特非)クープ 事務局 加藤明成 氏
昼食の後、基調講演として厚生労働省社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室 室長 本後健氏をお招きし、『障害のある人や高齢者など、生活困窮者の暮らしの支援について』をテーマに、今後の社会保障政策の概要や検討課題についてご講演いただきました。

休憩を挟み、最後に「総合支援法三年後の見直し内容、差別解消法と福祉現場・福祉事業所のあり方」をテーマにシンポジウムを行いました。法定移行後もなぜ事業所ではなく"作業所"に拘るのか?会場の方々も改めて確認できたのではないかと思います。
コーディネーター:愛知教育大学 名誉教授 増田樹郎氏
シンポジスト:厚生労働省社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室 室長 本後健氏
全国手をつなぐ育成会連合会事業所協議会 運営委員 白杉滋朗氏
北海道手をつなぐ育成会通所事業所連絡協議会 会長 佐藤春光氏
静岡県作業所連合会・わ 理事長 高木誠一氏
参加者をはじめ、研修にご協力いただいた方々・団体に深く感謝いたします。