地産地消、ご当地色のジェラート クリーム・ド・クオーレ紹介

 

◆◇◇地産地消、ご当地色のジェラート 『クリーム・ド・クオーレ』◇◇◆

ジェラート1.jpgのサムネール画像 扉を開けると、南仏のカフェのようなクリーム色とオレンジの優しく明るいコントラストに彩られた店内が目に広がる。夏休みの午後、テーブル席では女子高生がジェラートと会話を楽しみ、「プリンあります?」と後からおなじみさんと思しき人が次々扉を開く。
 三島市一番町にある、財団法人復康会が4月6日にオープンさせたジェラートの店「クリーム・ド・クオーレ」は予想以上に活気にあふれていた。
 

ジェラート3.jpgのサムネール画像 丹那の牛乳や三島周辺の農産物を使ったジェラートは価格帯も230円と手頃。周辺に高校、看護学校などある立地で地産地消と「三島コロッケ」のような"ご当地色"を打ち出す方針は予想以上の反響を呼び、口コミで地元誌の"味シュラン"にも登場。
 「お客さんが色々教えてくれます。これは『アナログ版ツイッター』ですね。」と店を任された青木さんの笑顔と視線の先には昔ながらのお客さんの書き込んだノート。オープン以来すでに3冊を越えた書き込みから、スプーンを改良するなど多くのヒントを得ている。青木さんの"こだわり""青春の思い出"という昔はどこにでもあったカフェの『書き込みノート』を復活させた。驚いたのはお客さんの書き込みに青木さんが仕事後や早朝にハートのシール付きでコメントしていること。つながりを大切にしていることが支持者を広げている。大上段に構えたマーケティングより至近距離の対話で来る人が何を求めているか感じ取っているのはさすが。
 

 昨今の健康志向も相まってか、カボチャやサツマイモのジェラートが好評だが、お勧めは『はなまめのジェラート』尾瀬に観光で訪れたおなじみさんからのオーダーに応えての新作。口に頬張ると小豆にも似た優しく懐かしい触感が広がり、年齢を問わずの人気商品に。
 ジェラートを練るブレンダーは1回にできる量も限られ、時間も要するので、売り切れてしまう商品もあり、お客さんに申し訳ないと前出の青木さん。ブレンダーの応用でわき役だった"ふわとろプリン"が主役の座を奪いそうなのは嬉しい誤算のよう。
 オープン前から調達先である農家との契約はもちろん、内装、制服、インテリア、ポップなどにもこだわり、ミシンを持ち込み「無いものは手作り」するなど入念な準備したのが成功要因。また、障害者の事業所でありながら、障害者が働いていることは店のどこにも歌っていない。あくまで味で勝負している。そのせいか高校生が「アルバイト募集していませんか。」と時折訪ねてくるとのこと。
 ジェラート同様、新しい味も練りつつあり、障害者の働き方の一つの形態として今後注目したい。

 

ジェラート2.jpgのサムネール画像

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クリーム・ド・クオーレ詳細
住 所:〒411-0036 三島市一番町7-19 高野ビル101
電 話:055-976-9000

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